現在居住中の家に住みながら、その家を売却する不動産取引形態は、「リースバック」と呼ばれています。
リースバックとは、不動産売買と賃貸借契約を一体として契約する取引形態のことです。
自宅ご売却のための不動産売買契約に加え、売却される不動産の賃貸借契約を行うというものです。
リースバックによれば、自宅を売却後も同じ家に住み続けることができることから、近年老後資金に不安を抱えている方が増えていることなどから需要が増えています。
お客様にとってリースバックの取引形態で適している場合にはご提案させていただきますが、リースバックの主なメリットは以下の通りです。
◯ メリット
1 同じ家に住みながら、ご近所等に知られることなく家を売却することができる
2 老後の資金や事業資金としてまとまった資金を手に入れることができる
3 財産の現金化により、相続人が不動産処分に苦労するということがなくなり、また財産分与のトラブルが起こる可能性が少なくなるということがなくなる
4 住宅ローンの返済が滞り金融機関より残債の一括返済を求められた場合に、任意売却や競売によると居住する家を失うことになりますが、リースバックでご自宅を売却し、その資金で住宅ローンを完済することができれば、ご自宅に住み続けることができる
5 当初固定金利や段階金利など、返済期間の経過に伴い月々の支払金額が上がるケースでは、リースバックすることにより住宅にかかる月々の支払額が減少することがある
※ リースバックの取引形態図
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